VTuberデビューするにあたって、必要なのがLive2Dです。Live2Dのイラストの依頼の後にモデリングといった、手法を使うことにより、VTuberモデルがアニメのように動くようになります。
今回はそんなVTuberのモデリングについて解説してきます。
VTuberのモデリングとは
VTuberモデリングとは、バーチャル配信者であるアバターの造形を作る作業です。VTuberモデリングには、ゼロから3DCGのキャラクターを制作する方法と、VTuber制作ソフトを活用し、既存のパーツを組み合わせて制作する方法の2種類があります。
モデリングでは、パーツ分けしたイラストを組み立て、各パーツが動く範囲を決めたり、キャラクターの基本的な動作を設定することにより2Dのイラストがアニメのように動く技法のことを言います。
VTuberのモデリングを依頼する前に用意しておくもの3つ
VTuber用のモデリングを依頼する際に用意しておく下記3つご紹介いたします。
- Live2D用のゲーミングPC
- VTuberLive2D用のイラスト(パーツ分け済み)
- VTuberLive2Dを動かすトラッキングソフト
VTuber用のモデリングを依頼する際にパーツ分けによっては、イラストを動かせなかったり、そもそも依頼できない可能性もあるので注意しておきましょう。
Live2D用のゲーミングPC
VTuberとしての最後の工程のモデリングは、完成後はイラストが動くようになり配信ができるようになります。
そのVTuberのモデリングを動かすPCがないとゲーム配信や雑談配信ができなく、ライブ配信アプリで配信することになります。
VTuberのLive2Dを使ってスマホでも配信することは可能ですが、将来的にはYouTubeやTwitchで配信をする方が将来の幅が広がるのでおすすめです。
VTuberおすすめスペック
項目 | スペック |
---|---|
モデル | デスクトップPC |
CPU | Corei7以上 Ryzen7以上 |
メモリ | 16GB以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3080 NVIDIA GeForce RTX 3090 NVIDIA GeForce RTX 4060 NVIDIA GeForce RTX 4060Ti NVIDIA GeForce RTX 4070Ti NVIDIA GeForce RTX 4080 NVIDIA GeForce RTX 4090 GPU 8GB以上 |
ストレージ | SSD 512GB以上 |
VTuberゲーミング用のノートパソコンでも配信は可能ですが、やるゲームやVTuber配信によっては重すぎて配信が落ちてしまう場合がありますので、できるだけデスクトップの最低限のPCを購入するようにしましょう。
金額の予算としては最低20万ぐらいで見積もっておくといいでしょう。
VTuber Live2D用のイラスト(パーツ分け済み)
VTuberとして活動していくにあたって一番大切なのは、Live2Dのイラストです。
モデリングを依頼する際は、モデリングができるようにLive2Dのパーツ分けまでしておきましょう。
VTuber Live2Dを動かすトラッキングソフト
VTuberモデルのモデリングまでが終わったら、後にそのモデルを実際に動かすにはソフトが必要です。
- 「nizima LIVE」
- 「Vtube Studio」
上記2つのソフトはVTuberをモデルとして動かすにあたってコスパも良く非常に優秀ですのでまだ購入してない人は検討してみてください。
nizima LIVEに関しては、顔の表情や動きに合わせてVTuberのLive2Dを動かすことが無料でスマホでもできるので、表情差分などを追加して実際に動かし試すことができます。
VTuberモデリングの依頼相場
VTuberのモデリングの相場はクリエイターのより様々ですが、概ね5万〜20万程度です。
特に有名なVTuberを担当したモデラーや、自分の動かしたい範囲や特殊動作などが多くなると費用が嵩むので依頼する前にスケジュールと金額をあらかじめ確認しておくのが重要です。
VTuberモデリングを依頼する方法
ここからはVTuberのモデリングの依頼方法について5つの手順で解説してきます。
モデラーに動かしたい部分を細かく伝えて、金額、スケジュールの見積もりをもらいましょう。
※数名をピックアップしておくことをお勧めいたします。
Live2Dのイラストを共有して動かしたい部分や表現したい動きができるかをヒアリングして進めていきましょう。
パーツ分け次第では、イメージのようにう動かない可能性もあるので、VTuberのLive2Dを依頼する時点でイメージして依頼しましょう。
モデリングの確認後問題なかったら、納品完了となりますのでお支払いをして終了となります。
SKIMAでプロのモデラーを探す
SKIMA(スキマ)は幅広い優秀なクリエイターが登録している依頼サイトですので、おすすめポイントを下記にまとめてみました。
- VTuber関係のイラスト経験者、モデリング経験者が多く登録している!
- 金銭のやり取りがシンプリで問題が起こりにくい(SKIMAが仲介してくれる!)
- 依頼方法が簡単で、SKIMA上でスケジュール、依頼内容の確認が簡単にできる!
- 20万人のクリエイターが登録していて、VTuber関係もクリエイターの割合が多い!
SKIMA(スキマ)はクリエイターに絞っているからこそ探しやすくわかりやすく、依頼画面には「VTuber」といったカテゴリーがあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
また、個人で発注する際に一番多い問題は金銭のトラブルです。
SKIMA(スキマ)が仲介に入ってくれるため、トラブルの心配も少ないため安心して使うことができます。
個人でプロのモデラーを探す・知り合いに紹介してもらう
VTuberのモデリングを依頼するもう一つの方法は、紹介してもらったり、SNSで探してモデラーに直接依頼する方法です。
- X(Twitter)で探し直接絵師に連絡をする
- 知人やVTuberから絵師を紹介してもらう
上記二つの手法は直接VTuberモデラーと金銭のやり取りを行うので、請求書の発行、期日までに支払い、税金の支払い等、トラブル時の対応など個人事業主としてビジネスを行うことになりますので最低限の知識が必要です。
その点、おすすめサイトであれば手数料はかかりますが、税金の支払いやトラブルは起こりにくいので慣れてない人はおすすめサイトにて絵師に依頼することを推奨致します。
モデリングについてまとめ
VTuberのモデリングについて下記の点で解説してきました。
VTuberのモデリングを依頼する際は、全体的な金額や、準備しておくもの、依頼方法などを決めておく必要があります。
準備をしっかりした上で、Live2Dを完成させましょう。
次回は、VTuberの「アクセサリーと衣装」について解説いたします。